【介護福祉士になろう】第33回(令和2年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題解説

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問題94

心臓機能障害のある人に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 塩分の制限は必要としない。
2 呼吸困難や息切れなどの症状がみられることが多い。
3 日常生活で外出を避けるべきである。
4 ペースメーカーの装着者は、身体障害者手帳の交付対象から除外される。
5 精神的なストレスの影響は少ない。


1 心臓機能障害のある人は、塩分の制限が必要な場合があります。過剰な塩分摂取により、血圧が上昇し、心臓への負担が増加することがあるためです。

2 心臓機能障害のある人は、呼吸困難や息切れなどの症状がみられることが多いです。心臓の機能が低下することにより、血液がうまく循環せず、酸素不足や二酸化炭素の蓄積が起こり、呼吸困難などの症状が出ることがあります。

3 心臓機能障害のある人が日常生活で外出を避ける必要があるとは限りません。ただし、症状や体調に合わせて、無理のない範囲での活動を心がけることが重要です。

4 ペースメーカーの装着者が身体障害者手帳の交付対象から除外されることはありません。ペースメーカーの装着が、本人の日常生活に制限を与える場合には、身体障害者手帳の交付の対象となることがあります。

5 精神的なストレスは、心臓機能障害のある人にとっても大きな負担となることがあります。心臓と脳は密接に関連しているため、ストレスによる心拍数の上昇や血圧の上昇が、心臓への負担を増加させることがあります。

したがって、正しい選択肢は2です。心臓機能障害のある人は、呼吸困難や息切れなどの症状がみられることが多いです。

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