問題93
「障害者虐待防止法」の心理的虐待に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 身体に外傷が生じるおそれのある暴行を加えること。
2 わいせつな行為をすること。
3 著しい暴言、または著しく拒絶的な対応を行うこと。
4 衰弱させるような著しい減食、または長時間の放置を行うこと。
5 財産を不当に処分すること。
(注) 「障害者虐待防止法」とは、「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
1 身体に外傷が生じるおそれのある暴行を加えることは、身体的虐待に該当しますが、心理的虐待には該当しません。
2 わいせつな行為をすることは、性的虐待に該当しますが、心理的虐待には該当しません。
3 著しい暴言、または著しく拒絶的な対応を行うことは、心理的虐待に該当します。このような行為は、障害者の自尊心や人格形成に大きな影響を与えることがあります。
4 衰弱させるような著しい減食、または長時間の放置を行うことは、身体的虐待に該当しますが、心理的虐待には該当しません。
5 財産を不当に処分することは、財産的虐待に該当しますが、心理的虐待には該当しません。
したがって、正しい選択肢は3です。障害者虐待防止法における心理的虐待とは、著しい暴言や著しく拒絶的な対応を行うことを指します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126