【介護福祉士になろう】第33回(令和2年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題解説

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問題93

「障害者虐待防止法」の心理的虐待に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 身体に外傷が生じるおそれのある暴行を加えること。
2 わいせつな行為をすること。
3 著しい暴言、または著しく拒絶的な対応を行うこと。
4 衰弱させるような著しい減食、または長時間の放置を行うこと。
5 財産を不当に処分すること。
(注) 「障害者虐待防止法」とは、「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。


1 身体に外傷が生じるおそれのある暴行を加えることは、身体的虐待に該当しますが、心理的虐待には該当しません。

2 わいせつな行為をすることは、性的虐待に該当しますが、心理的虐待には該当しません。

3 著しい暴言、または著しく拒絶的な対応を行うことは、心理的虐待に該当します。このような行為は、障害者の自尊心や人格形成に大きな影響を与えることがあります。

4 衰弱させるような著しい減食、または長時間の放置を行うことは、身体的虐待に該当しますが、心理的虐待には該当しません。

5 財産を不当に処分することは、財産的虐待に該当しますが、心理的虐待には該当しません。

したがって、正しい選択肢は3です。障害者虐待防止法における心理的虐待とは、著しい暴言や著しく拒絶的な対応を行うことを指します。

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