【介護福祉士になろう】第33回(令和2年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題解説

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問題85

認知症(dementia)に伴う注意障害に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 周囲から物音が聞こえてくると、食事を中断したままになる。
2 毎日、同じ時間に同じ行動をする。
3 旅行の計画を立てることが難しい。
4 話そうとすることを言い間違える。
5 介護職員から説明を受けたことを覚えていない。


認知症(dementia)に伴う注意障害に関する次の記述のうち、正しいものは1です。

周囲から物音が聞こえてくると、食事を中断したままになることがあります。これは認知症患者が、外部刺激に敏感に反応するために起こります。

一方で、2の毎日同じ時間に同じ行動をすることは、認知症患者がルーティンを保つために行う行動です。3の旅行の計画を立てることが難しいのは、認知症患者の認知機能の低下によるものです。4の話そうとすることを言い間違えるのは、認知症患者の言語障害の一つです。5の介護職員から説明を受けたことを覚えていないのは、認知症患者の記憶障害によるものです。

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