【介護福祉士になろう】第33回(令和2年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題解説

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問題84

認知症(dementia)の原因疾患を鑑別するときに、慢性硬膜下血腫(chronic subdural hematoma)の診断に有用な検査として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 血液検査
2 脳血流検査
3 頭部CT検査
4 脳波検査
5 認知機能検査


正解は3です。

慢性硬膜下血腫は、軽度の外傷で発生することがあり、高齢者に多い病態である。認知症の症状を呈することがあるため、認知症との鑑別が必要である。慢性硬膜下血腫の診断には、頭部のCT検査が有用であり、慢性硬膜下血腫を疑う場合には、頭部CT検査を実施することが推奨されています。

頭部CT検査は慢性硬膜下血腫の診断に非常に有用な検査であり、血腫の存在やその大きさ、状態を明確にすることができます。脳血流検査や脳波検査は、認知症の原因疾患を鑑別するために一般的に行われる検査ですが、慢性硬膜下血腫の診断には直接的には関与しません。血液検査や認知機能検査も、慢性硬膜下血腫の診断には関係しません。

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