【介護福祉士になろう】第33回(令和2年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題解説

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問題79

日本での認知症(dementia)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)以外の認知症(dementia)の患者数が増加している。
2 アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)の有病率は、男性より女性が高い。
3 年齢が若いほど、認知症発症のリスクが高い。
4 生活習慣病(life-style related disease)と認知症発症には関連がない。
5 運動は認知症予防に無効である。


正解は2です。

認知症の種類によっては、男女間で発症率に差がある場合がありますが、日本において最も一般的な認知症であるアルツハイマー型認知症では、女性の方が発症率が高い傾向にあります。具体的には、女性の方が長生きする傾向にあることや、女性ホルモンの低下が関係していると考えられています。また、日本においても認知症患者数は増加傾向にあり、選択肢1は誤りです。年齢が上がるにつれて認知症のリスクは高まりますが、選択肢3は誤りです。認知症は生活習慣病とも関連しており、選択肢4は誤りです。最後に、運動は認知症予防に有効であるとされており、選択肢5は誤りです。

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