【介護福祉士になろう】第33回(令和2年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題解説

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問題57

Lさん(78歳、男性)は、脳梗塞後遺症による右片麻痺{みぎかたまひ}がある。妻の介護疲れで、3日前から介護老人保健施設の短期入所療養介護(ショートステイ)を利用している。入所以降、Lさんは日中もベッドで横になっていることが多かったため、介護福祉職がLさんに話を聞くと、「夜、眠れなくて困っている」と訴えた。
介護福祉職のLさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 施設の起床時間や消灯時間をわかりやすく伝える。
2 眠ろうとする意志が大切だと説明する。
3 自宅での睡眠の状況について詳しく尋ねる。
4 日中の睡眠の必要性を伝える。
5 睡眠薬の服用について提案する。


Lさんが夜眠れなくて困っている理由を理解するためには、自宅での睡眠の状況について詳しく尋ねることが必要です。そこで、介護福祉職はLさんに自宅での睡眠の状況について質問し、どのような環境で寝ているのか、何時に寝ているのか、何時に起きているのか、睡眠中に何か困っていることがあるのかなどを尋ねます。

それによって、Lさんが夜眠れなくなってしまった原因を特定し、対応策を考えることができます。したがって、最も適切な選択肢は「3 自宅での睡眠の状況について詳しく尋ねる。」です。

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