【介護福祉士になろう】第33回(令和2年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

問題53

食中毒の予防に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 鮮魚や精肉は、買物の最初に購入する。
2 冷蔵庫の食品は、隙間{すきま}なく詰める。
3 作って保存しておく食品は、広く浅い容器に入れてすばやく冷ます。
4 再加熱するときは、中心部温度が60℃で1分間行う。
5 使い終わった器具は、微温湯をかけて消毒する。


1 鮮魚や精肉は、買物の最初に購入する。
→ 正しくない。食材を購入する順序は、生鮮品は最後に購入するようにすることが推奨されています。

2 冷蔵庫の食品は、隙間{すきま}なく詰める。
→ 正しくない。食品を詰め込みすぎると、十分な空気の循環ができず、食品の劣化や細菌の繁殖を促進することになります。適度な隙間を空けることが大切です。

3 作って保存しておく食品は、広く浅い容器に入れてすばやく冷ます。
→ 正しい。食中毒を引き起こす細菌は、温度帯によって繁殖する速度が変化します。食品をすばやく冷ますことで、細菌の繁殖を抑えることができます。また、広い表面積を持つ容器に入れることで、食品が均一に冷えやすくなります。

4 再加熱するときは、中心部温度が60℃で1分間行う。
→ 再加熱する際には、食品の中心部温度が60℃以上になるように、適切な加熱を行う必要があります。また、食品を加熱する場合は、食材に応じて適切な温度と時間を守ることが重要です。しかし、再加熱によって発生した毒素は熱に強い場合があるため、安全に食べることができるかどうかについては注意が必要です。食中毒予防のためには、食品の適切な保存と加熱、十分な衛生管理が必要です。

5 使い終わった器具は、微温湯をかけて消毒する。
→ 食器や調理器具は、使用後に適切に洗浄し、消毒することで、残留した菌やウイルスを除去することができます。食器や調理器具を消毒する際には、60℃以上のお湯に浸ける方法や、専用の消毒液を使用する方法などがありますが、微温湯をかける方法も一つの方法です。ただし、完全に消毒するためには、微温湯の温度やかける時間に注意する必要があります。また、衛生的な取り扱いが必要であるため、食器や調理器具は、他の食品と分けて保管することが望ましいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*