【介護福祉士になろう】第33回(令和2年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題解説

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問題46

四肢麻痺{ししまひ}の利用者の手浴に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 仰臥位{ぎょうがい}(背臥位{はいがい})で行う。
2 手指は、30分以上お湯に浸す。
3 手関節を支えながら洗う。
4 指間は、強く洗う。
5 指間は、自然乾燥させる。


正しい選択肢は3です。

四肢麻痺の利用者の手浴において、手関節を支えながら洗うことが重要です。これは、四肢麻痺の利用者の手は自力で支えることができず、お湯の中で手が沈んでしまうため、手関節を支えて洗うことで安定性を確保する必要があるからです。

手浴を行う際には、お湯に浸す時間も重要ですが、30分以上浸すと皮膚が荒れることがあるため、適度な時間で行うようにしましょう。また、指間は強く洗わず、やさしく洗い、その後は水分を拭き取ってから自然乾燥させるようにしましょう。

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