【介護福祉士になろう】第33回(令和2年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題解説

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問題38

介護が必要な利用者の口腔{こうくう}ケアに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 うがいができる場合には、ブラッシング前にうがいをする。
2 歯磨きは、頭部を後屈させて行う。
3 部分床義歯のクラスプ部分は、流水で軽く洗う。
4 全部の歯がない利用者には、硬い毛の歯ブラシを使用する。
5 舌の清拭{せいしき}は、手前から奥に向かって行う。


正しい選択肢は1です。

1「うがいができる場合には、ブラッシング前にうがいをする。」
うがいは、口の中の汚れを除去するために行われるもので、ブラッシング前に行うことで、汚れを除去しやすくします。

2「歯磨きは、頭部を後屈させて行う。」
歯磨きは正しい姿勢で行うことが大切であり、頭部を後屈させることは、腰や首などに負担をかけるため避けるべきです。

3「部分床義歯のクラスプ部分は、流水で軽く洗う。」
部分床義歯のクラスプ部分は、歯ブラシや歯間ブラシで優しく洗うことが望ましいです。ただし、歯科医師や歯科衛生士の指示に従うことが大切です。

4「全部の歯がない利用者には、硬い毛の歯ブラシを使用する。」
全部の歯がない場合には、柔らかい毛の歯ブラシを使用することが望ましいです。また、義歯を使用している場合には、義歯を優しくブラッシングすることも必要です。

5「舌の清拭は、手前から奥に向かって行う。」
舌の清拭は、奥から手前に向かって行うことが望ましいです。

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