問題22
施設利用者の多様な生活に配慮した介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 夜型の生活習慣がある人に、施設の就寝時刻に合わせてもらった。
2 化粧を毎日していた人に、シーツが汚れるため、化粧をやめてもらった。
3 本に囲まれた生活をしてきた人に、散乱している本を捨ててもらった。
4 自宅で畳に布団を敷いて寝ていた人に、ベッドで寝てもらった。
5 自宅で夜間に入浴をしていた人に、夕食後に入浴してもらった。
1 誤りです。施設利用者の個々の生活習慣に合わせて、施設のスケジュールを調整することが望ましいです。夜型の生活習慣がある人には、就寝時刻を遅らせることや、個室での生活を提供することが考えられます。
2 誤りです。化粧をやめてもらうことは、利用者の尊厳を傷つける可能性があります。代わりに、シーツの交換頻度を増やすなど、他の対策を検討することが望ましいです。
3 誤りです。利用者の趣味やライフスタイルに合わせて、本を整理したり、本棚を設置したりすることができます。散乱した本を勝手に処分することは、利用者の意思や権利を無視することになりかねません。
4 適切です。自宅で畳に布団を敷いて寝ていた人に、ベッドで寝てもらうことで、施設での生活に適応しやすくすることができます。ただし、利用者にとってストレスにならないよう、適宜相談しながら対応することが重要です。他の選択肢については、利用者の個別の生活習慣や好みに合わせた対応が必要であるため、誤った対応となっています。
5 誤りです。利用者の生活リズムに合わせて、夜間に入浴をすることを許可するなど、柔軟な対応が必要です。ただし、入浴時の安全面や、施設のルールに適合するよう注意が必要です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126