第32回(令和元年度)介護福祉士国家試験 筆記試験問題解説

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問題4

高齢者とのコミュニケーションにおける配慮として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 相手と視線が合わせられる位置で話す。
2 相手には座ってもらい,自分は立ったまま話す。
3 初対面のときから相手と密着した距離で話す。
4 相手の表情があまり見えない薄暗い場所で話す。
5 たくさんの人がいる,にぎやかな場所で話す。


1 相手と視線が合わせられる位置で話す。
→正しい。高齢者と話すときは、相手の目線に合わせた位置で話すことが重要です。例えば、椅子に座っている高齢者と話す場合には、目線が合う位置で話すようにします。

2 相手には座ってもらい,自分は立ったまま話す。
→誤り。高齢者が座った状態で話すことで、相手に安心感を与えることができます。自分が立っていると相手との目線が合わず、話をする上で不自然な感じがするかもしれません。

3 初対面のときから相手と密着した距離で話す。
→誤り。初対面の場合には、相手に不快感を与える可能性があるため、相手の希望や気持ちに配慮して距離をとることが大切です。

4 相手の表情があまり見えない薄暗い場所で話す。
→誤り。高齢者は視力や聴力が低下することがあるため、明るい場所で話すことが望ましいです。また、相手の表情を見ることで、相手の気持ちや意図を理解することができます。

5 たくさんの人がいる,にぎやかな場所で話す。
→誤り。高齢者は周囲の音や刺激に敏感であり、集中力が低下することがあります。静かで落ち着いた場所で話すことが大切です。

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