【H21ケアマネの過去問】ケアマネージャー試験の過去問解説 平成21年度(第12回)

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問題17

介護支援専門員の基本姿勢として、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1 .介護支援専門員は、感受性、観察力、洞察力をもって要介護者等の人権を擁護する。
2 .介護支援専門員は、利用者に誤りのないサービス選択を促すために、専門職としての意見を先に述べるようにする。
3 .介護支援専門員は、自己覚知に努め、自らの感情や行動をコントロールできるようになることが重要である。
4 .公平性とは、要介護者等に均等にサービスを配分することである。
5 .要介護4以上の利用者の場合には、自立支援よりも安静を優先する。


正しい選択肢は1と3です。

1 介護支援専門員は、感受性、観察力、洞察力をもって要介護者等の人権を擁護することが求められます。利用者の権利を尊重し、その尊厳を保つことが大切です。

2 介護支援専門員は、利用者が自分自身でサービスを選択できるように支援することが求められます。専門職としての意見を述べることは必要ですが、利用者自身がサービスを選択することが大切です。

3 自己覚知に努め、自分自身の感情や行動をコントロールできることが求められます。利用者に対して公平かつ適切な支援を提供するためには、自己管理能力が重要です。

4 公平性は、要介護者等に均等にサービスを配分することではなく、利用者の個別のニーズや状況に応じて適切なサービスを提供することを意味します。

5 自立支援が困難である利用者に対しても、できるだけ自立を促すように支援することが大切です。要介護度が高くなるほど、安静にすることで状態が悪化する可能性があります。

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