【H21ケアマネの過去問】ケアマネージャー試験の過去問解説 平成21年度(第12回)

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問題58

成年後見制度における法定後見について正しいものはどれか。3つ選べ。
1 .後見開始等の審判は本人も請求することができる。
2 .補助開始の審判を請求する際には、本人の同意がなければならない。
3 .後見開始等の審判を請求することができる親族は、二親等内に限られる。
4 .市町村長は、65歳以上の者の福祉を図るため特に必要があると認めるときには、後見開始等の審判を請求することができる。
5 .後見開始等の審判は、やむをえない事情がある場合は、市町村に請求することもできる。


正しい選択肢は以下の2つです。

1 正しい。成年後見制度における後見開始等の審判は、本人が自己の財産等を管理することが困難であることを理由に請求することもできます。

2 誤りです。補助開始の審判は、本人が判断能力を欠いており、かつ、自己の財産等を管理することが困難であることが認められた場合に、本人の同意が必要ありません。

3 誤りです。成年後見制度において、後見開始等の審判を請求することができる親族については、親族関係に制限はありません。

4 正しい。市町村長は、65歳以上の者の福祉を図るため特に必要があると認める場合、後見開始等の審判を請求することができます。

5 誤りです。後見開始等の審判は、市町村に請求することはできません。後見開始等の審判は、裁判所に請求することになります。

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