【H21ケアマネの過去問】ケアマネージャー試験の過去問解説 平成21年度(第12回)

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問題42

次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。
1 .高齢者の有訴者率では、腰痛が最も多い。
2 .若年者では、骨粗鬆症はみられない。
3 .全身性の廃用症候群には、心肺機能低下や起立性低血圧かある。
4 .障害高齢者の日常生活自立度判定基準では、Jランクが最も重い。
5 .変形性膝関節症は、歩行障害の原因とはならない。


正解は1と3です。

1 高齢者の有訴者率では、腰痛は上位にランクされます。高齢化が進むにつれ、腰痛患者数が増加しています。

2 骨粗鬆症は、高齢者だけでなく若年者にも発生する可能性があります。運動不足、食生活の乱れ、生理異常などが原因の一つとされています。

3 全身性の廃用症候群は、寝たきりや床ずれ、筋力低下など、身体的な活動制限が原因で発生する症候群です。心肺機能低下や起立性低血圧、抑うつ症状などがみられることがあります。

4 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では、Jランクが最も軽度で、AからSまでランクがあります。Jランクは、認知症や運動機能に軽度な障害がある場合に該当します。

5 変形性膝関節症は、歩行障害の原因となることがあります。膝関節の変形により、痛みや可動域制限が生じ、歩行が困難になることがあります。

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