【H21ケアマネの過去問】ケアマネージャー試験の過去問解説 平成21年度(第12回)

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問題23

「一人暮らしのお年寄りで、最近になって物忘れが激しくなり、地域で孤立している人がいる。なんとか介護サービスを受けるところまでは同意を得たが、難しい人で、今後どのように対応したらよいか悩んでいる」と、事情を詳しく知っている民生委員A氏から相談があった。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ
1 .民生委員A氏からの情報を元に、あらかじめケアプラン原案を作ってからアセスメントをする為に訪問した。
2 .民生委員A氏にアセスメント用紙に記入してもらい、ケアプラン原案を作成した。
3 .本人の意向を確認する為に訪問したが、玄関を開けてくれないので、本人が信頼している民生委員A氏に同行を頼んだ。
4 .玄関を開けたとたんにごみの異臭がしたので、アセスメントをしないで、とりあえず訪問介護を導入するケアプランを作成し、訪問介護員に掃除を頼んだ。
5 .何度か訪問したが、支援困難と判断し、地域包括支援センターに助言を求めた。


正しいのは、3と5の2つです。
3 本人が信頼している民生委員A氏に同行を頼んだ理由は、本人が難しい人であることや、玄関を開けてくれなかったことを考慮した適切な判断と言えます。介護支援専門員は、利用者との信頼関係を築くことが大切ですが、そのためにはまず利用者が安心して接することができる状況を整えることが必要です。
4 何度か訪問したが支援困難と判断し、地域包括支援センターに助言を求めたことは、適切な対応と言えます。介護支援専門員は、利用者に合わせた適切なサービスを提供することが求められますが、場合によっては自分自身で解決することができないこともあります。その場合は、地域包括支援センターなどの機関に相談することが必要です。

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