【H21ケアマネの過去問】ケアマネージャー試験の過去問解説 平成21年度(第12回)

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問題21

介護予防支援について正しいものはどれか。2つ選べ。
1 .指定介護予防支援事業者が業務の一部を委託できる者は、指定居宅介護支援事業者に限られる。
2 .介護予防支援の委託を受けた事業者の介護支援専門員が、利用者の状態の評価を行い、今後の方針を決定し、当該利用者に通知する。
3 .指定介護予防支援事業者は、委託先事業者が作成した介護予防サービス計画原案を確認しなければならない。
4 .介護予防サービス計画に特定介護予防福祉用具販売を位置づける場合は、サービス担当者会議を開催しその利用の妥当性を検討しなければならない。
5 .介護予防サービス計画に盛り込むサービスの種類は、予防の視点から保健師が選択し、決定する。


正しい選択肢は以下の通りです。

「2 介護予防支援の委託を受けた事業者の介護支援専門員が、利用者の状態の評価を行い、今後の方針を決定し、当該利用者に通知する。」
「3 介護予防サービス計画に特定介護予防福祉用具販売を位置づける場合は、サービス担当者会議を開催しその利用の妥当性を検討しなければならない。」

1 介護予防支援事業者が業務の一部を委託できる者については、指定居宅介護支援事業者に限られるという制限はありません。したがって、誤りです。

2 介護予防支援の委託を受けた事業者は、介護支援専門員が利用者の状態の評価を行い、介護予防サービス計画を作成し、利用者に通知することが求められています。したがって、正しいです。

3 指定介護予防支援事業者は、委託先事業者が作成した介護予防サービス計画原案を確認する必要がありますが、そのための具体的な手順や方法は法令で規定されていません。したがって、誤りです。

4 介護予防サービス計画に特定介護予防福祉用具販売を位置づける場合は、サービス担当者会議を開催して利用の妥当性を検討することが求められています。したがって、正しいです。

5 介護予防支援において、サービスの種類を選択し決定するのは、保健師ではなく介護支援専門員が行います。したがって、誤りです。

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