【H21ケアマネの過去問】ケアマネージャー試験の過去問解説 平成21年度(第12回)

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問題19

指定居宅介護支援事業者について正しいものはどれか。2つ選べ。
1 .指定の取り消しを受けた場合は、法に定める期間の経過後でないと再度指定を受けられない。
2 .利用申込者が要介護認定を受けていないことを確認した場合は、要介護認定の申請の代行を行わなければならない。
3 .利用者が他の介護支援事業者の利用を希望する場合は、当該事業者に対し、「居宅介護支援経過」のみを交付すればよい。
4 .利用者が訪問看護の利用を希望している場合は、主治の医師、歯科医師又は薬剤師の意見を求めるよう、介護支援専門員に指示しなければならない。
5 .利用申込者が他の指定居宅介護支援事業者にも併せて指定居宅介護支援を依頼していることが明らかな場合は、居宅介護支援の提供を拒むことができる。


正しい選択肢は1と4です。

1 指定の取り消しを受けた場合は、法に定める期間の経過後でないと再度指定を受けられない。
→ 正しいです。指定が取り消された場合、指定申請をしてから法定期間が経過した後に再度申請することになります。

2 利用申込者が要介護認定を受けていないことを確認した場合は、要介護認定の申請の代行を行わなければならない。
→ これは誤りです。介護支援専門員は、要介護認定の申請を代行することはできますが、利用者が要介護認定を受けることを強制することはできません。

3 利用者が他の介護支援事業者の利用を希望する場合は、当該事業者に対し、「居宅介護支援経過」のみを交付すればよい。
→ これは誤りです。利用者が他の介護支援事業者に転居する場合には、「居宅介護支援経過」だけではなく、「居宅介護支援計画書」を交付する必要があります。

4 利用者が訪問看護の利用を希望している場合は、主治の医師、歯科医師又は薬剤師の意見を求めるよう、介護支援専門員に指示しなければならない。
→ 正しいです。介護支援専門員は、利用者が訪問看護の利用を希望している場合には、医療従事者の意見を参考にして、必要な支援を提供することが求められます。

5 利用申込者が他の指定居宅介護支援事業者にも併せて指定居宅介護支援を依頼していることが明らかな場合は、居宅介護支援の提供を拒むことができる。
→ これは誤りです。利用者は、同時に複数の指定居宅介護支援事業者に依頼することができます。また、複数の支援事業者が同時に支援を提供することもあります。

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